「別荘が欲しいけど,どうしたら良いのだろう」
「何のために別荘を持つのかな?」
「別荘ってお金がかかりそうだけど・・・」
毎日,職場で忙しくストレス一杯の仕事をしたり,変わり映えのない日常生活を過ごしていると,「何もかも忘れたい」とか「どこかに,のんびり過ごせる居場所が欲しい」という気持ちが湧いてきますよね。また少しお金に余裕が出てくると,「別荘でも建てようか」とか「家族とゆったりと時を過ごす場所が欲しい」と思う人がいるかも知れません。でも最初に,何のために別荘を持つのかという意義や目的をしっかりと考えておかないと,お金の無駄,別荘の持ち腐れになってしまいます。
別荘を持ちたいけど,何をどうしたら良いかわからない,他人にも相談しにくいし・・・と,あなたは悩んでいませんか?
そこで,この記事では,全くの素人で,実際に「わがまま別荘」を建設したサラリーマンである “わが坊” が,体験談に基づいて,“まま子” と一緒に解説します。
本記事を最後まで読めば「別荘を持ちたいと思ったらまず考えるべき3つのこと」が何であるのか理解できます。
別荘ライフを始めるには,まず何を考えれば良いの?
最初は堅苦しいけど,後で後悔しないように,以下の3点を、 しっかりと考えておく必要があるね。
別荘を持ちたいと思ったら,まず考えるべき3つのこととは・・・・
①別荘を持つ意義と目的
②別荘の利用方法,別荘でできること
③別荘のメリットとデメリット
別荘を持つ意義と目的
別荘の楽しみ方
そもそも別荘の楽しみ方にはどんなものがあるの?
例えば次のような楽しみ方があるね。
- 非日常生活を楽しむ
- 家族とのバカンス,休暇,癒し
- 自然に親しむ(自然散策)
- 趣味や娯楽に利用(スキー,ゴルフ,登山,釣り,サーフィンなど)
- 第2の人生,田舎暮らし
- セカンドハウス,隠れ家,大人の秘密基地
- 個人のステータスとしてアッパーマス層の仲間入り
- ゲストハウスとして利用(個人,法人の研修場所)
別荘を建てる最大の理由は,人生を楽しむことです。そして,自宅にはない住環境を求めることです。日々の仕事に疲れ,都会の喧騒や煩わしさから解放され,非日常的な生活空間と,癒しの時間を確保することが現代の人間には必要です。
しかし一方で,資金には限りがあるので,自分の理想とする環境(場所)の選定と,建物の仕様には十分な時間をかけ,熟慮の上,特定の部分にはこだわりを持って資金を投入することになります。
したがって,まず別荘を建てる意義と目的をはっきりさせ,「わがままで快適な別荘ライフ」を楽しむための自分の考えをしっかり持つことが大切です。
別荘とは何か
別荘は英語ではvilla(ビラ)もしくはcottage(コテージ)と言い,ふだん生活している住宅以外で、避暑や休養などを目的として所有する住宅のことです。近い言葉でセカンドハウスがありますが、セカンドハウスは,場所や目的を問わず日常生活で必要な住居という意味が強くなります。このように,厳密に言うと若干ニュアンスが異なりますが,この記事では,両者を区別せずに,解説していきます。
そもそも別荘という概念は,明治時代になって外国人が日本に入り,欧米の文化が広まったことが大きいと言われています。欧米人は,日本の暑くてジメジメした夏の湿度(湿気)に耐えられないので,こぞって軽井沢などの避暑地を求めました。日本は,世界的には温帯に属し四季を楽しむことができますが,モンスーン気候なので,地中海気候などとは異なり,夏はジメジメ,冬は乾燥するので,欧米人には暮らしにくかったようです。
明治以降,政治家や実業家などが,欧米人を真似て別荘を建てることがブームとなり,それが日本中に広がりました。それまでは,別荘は別業と呼ばれていて,天皇(天皇の場合は離宮)や貴族の邸宅を都の郊外の風光明媚な地にを置く例がありました。現在の天皇の場合は,奈須や葉山などに御用邸がありますね。別荘は,お金持ちとか富裕層といったイメージがありますが,工夫次第で庶民でも安価に所有することが可能で,現代における別荘とは,ストレスの多い世の中で,誰もが必要としている「憩いの場所」ではないでしょうか。
別荘を持つ意義と目的
別荘を所持しなくても,単に娯楽や自然に親しむのであれば,お金をかけずに,ホテルや旅館に泊まれば良いという発想もあります。また,「貸別荘」という施設も全国にはたくさんあり,利用することもできます。更に,最近では「コンドミニアム」と言われる共同で別荘を所有する形態もあり,使用しないときは貸別荘として貸し出すこともできます。
このように,自ら別荘を所有しなくても,別荘と似た形態で,別荘ライフを体験することは可能です。しかし,何といっても,「自分の別荘」を所持するということ自体が別荘ライフの醍醐味であり,自分名義の別荘で,自分の好きなように思いっきりわがままな別荘ライフを満喫する,そこに意義を見出すのが「わがままで快適な別荘ライフ」の真骨頂です。これについては,人それぞれの考え方がありますし,考え方次第で,賛同できるかどうかということになります。もちろん,単に宿泊先としての利用ならばホテル利用の方が圧倒的に費用は安くなるでしょう。しかし,それではただの旅行ということになりますね・・・。
わが坊は,そもそも別荘を単なる宿泊先ではなく,別荘を持つ目的を「わがままで快適な居住空間,ゆったりライフを楽しむ,人生の憩いの場所」と考えます。
たった一度の人生! 「わがままで快適な別荘ライフ」を満喫してみたいと思われる方は,是非参考にしてみてくださいね。
別荘を持つ意義と目的は,一度しかない人生を楽しむこと。「わがままで快適な別荘ライフ」は最高です。
別荘の利用方法,別荘でできること
2つ目は何を考えればいいのかしら?
別荘で何をしたいのか,やりたいこと,利用方法を考える必要があるね。
別荘の利用方法
別荘は,一度しかない人生を楽しむ場所なので,その利用方法は「何でもアリ」です。自分の好きなように利用しましょう。しかし,別荘は自宅とは距離が離れているので,別荘に行くにはそれなりの時間がかかります。別荘をどこに建設するかという,地域場所・環境の選定は,「わがままで快適な別荘ライフ」にとって,とても重要な要素となります。場所の選定は,別の記事で選定方法を詳しく述べますね。
仕事を持つ社会人であれば,別荘を利用するのは,たいてい週末,ゴールデン・ウイーク,夏休み,年末年始といった休日を利用して行きます。このため,「別荘をどう利用するか,別荘で何をするか」は,別荘へ出かけていく交通手段とともに,移動の距離と時間が大きく関係してきます。
つまり,別荘は一度しかない人生を楽しむところといっても,もっと具体的に,「自分は別荘で何をしたいのか」をハッキリさせておくことが大切ということになりますね。
ところで,2020年には新型コロナウィルスが発生し,4年間近く社会が混乱しましたが,この時から,多くの企業や学校等の教育機関で,リモート会議(授業)をする機会が急速に普及しました。自宅からという人もいれば,いっそのこと,都会を離れて,人の少ない別荘地でオンライン会議に参加するという会社員も多くいたようです。このように,災害時の避難場所として,今までとは違った意味で別荘が利用されたことは,これから先,何があるかわからない時代に,自宅以外の場所を確保しておくというのも,別荘の新たな利用価値になるかも知れません。
このほか,別荘の利用方法としては,定年退職したシニア世代が,第2の人生の活動場所として過ごすケースも多くありますし,最近の若い方では,週末だけ自宅以外のセカンドハウスで過ごすという生活スタイルも出てきました。別荘の利用方法も,多種多様になってきたということですね。
別荘でできること
別荘でできることには何があるのかしら?
大自然の中で,ありとあらゆることが可能だよ。
ざっと,別荘で,できることをあげると以下のようなものがあります。
登山,ジョギング,マラソン,スキー,ゴルフ,テニス,カヌー,ヨット,ボート,サーフィン,ダイビング,サイクリング
自然散策,ハイキング,アウトドア,キャンプ,釣り,海・川・湖での水遊び,バードウオッチング,昆虫採集,山菜取り,植物の観察
名勝・旧跡巡り,寺社・仏閣巡り,美術館,温泉巡り,食べ歩き,祭りや各種イベントへの参加
バーベキュー,ピザ焼き,燻製作り,そば打ち,ジャム作り,郷土料理,野菜作り,ガーデニング
読書,音楽鑑賞,楽器演奏,ゲーム,絵画,工作,陶芸,工芸,模型の作成,将棋,囲碁,
麻雀,車, バイク,カメラ(写真),カラオケ
別荘では,ありとあらゆることが何でもできます。逆に,できないことを探す方が難しいです。何もしなくて,ただのんびりと,ぼっーとしていても誰も文句を言いません。これぞ「わがままで快適な別荘ライフ」の醍醐味ということですね。
別荘のメリットとデメリット
別荘を持つことに関して,メリットとデメリットについても,よく考えておく必要があります。
別荘を持つメリットには,次のようなものが考えられるよ。
・非日常的な生活を楽しむことができる
・ゆったりとした時間の中で,家族や仲間と楽しいひと時を過ごせる
・癒し,休暇,バカンス・・・ストレス社会から解放され,命の洗濯ができる
・自然に囲まれた静かな空間では,心穏やかになり,明日への活力が湧く
・趣味や娯楽に没頭でき,人生の楽しみを十分に味わうことができる
・災害など,自宅に何かあった時の避難場所となる
別荘での生活は,趣味や遊びの他にも,することが大変多く,時間があっという間に過ぎていきます。ふだん,家で料理などほとんどしない男性でも,バーベキューをしたり,ピザを窯で焼いたり,燻製を作ったりと,家では見られない一面で大活躍することもあります。自分でも知らない一面が出てきたり,家族の絆が深まるのが何といっても一番ですね。
別荘を持つデメリットって,何があるのかな?
・それなりにお金がかかる(維持・修繕費,管理費,固定資産税など)。
別荘を持つことは「人生を楽しむこと」と考えれば,メリットだらけで,別荘を持つデメリットはほとんどありません。しかし,あえてデメリットというなら,当たり前ですが,やはりそれなりにお金がかかるということです。
別荘を持つということは,つまり建物を所有するということです。建物の規模や設備によりますが,建設費用が掛かります。ただし,これはデメリットというよりは必要経費ですね。別荘の建設に限らず,車を買うなど,何かやりたいこと,行動を起こせば,費用がかかることは当然と言えば当然です。
土地については,購入するのではなく借地にするという方法もあります。そうすれば,費用の面でだいぶ資金を節約することができます。土地は購入か借地のどちらが良いかは,他の記事で解説しています。
この他,建設費以外には,デザイン費用,土地の登記などの法定費用,また固定資産税などは毎年かかってきます。また,年月が経てば,自宅と同様にメンテナンスが必要で,修繕費用も必要になります。しかし,これもメリットを得るためには避けることができないものですね。
まとめ
別荘を持ちたいと思ったら,まず考えるべき3つのことは,以下の3点です。
- 別荘を持つ意義と目的
- 別荘の利用方法,別荘でできること
- 別荘を持つメリットとデメリット
この中でも特に重要なのが,あなたにとっての「別荘を持つ意義と目的」です。何のために別荘を持つのか?
わが坊が出した答は,「一度しかない人生を楽しむこと」です。何といっても,「自分の別荘」を所持するということ自体が別荘ライフの醍醐味であり,自分名義の別荘で,自分の好きなように思いっきりわがままな別荘ライフを満喫する,そこに意義を見出すのが「わがままで快適な別荘ライフ」というわけです。
皆さんは,どのようにお考えでしょうか? 人それぞれの理由はあると思いますが,自分が納得できる理由をよく考えて,素敵な別荘ライフを始めてみませんか。
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